2019
06.28

パリコレで働きたい人必見。パリコレの仕事を体験する方法

パリコレ

憧れのパリコレで働きたい!という人はたくさんいますが、どうやったら働けるようになるのかわからない人も多いと思います。

パリコレというのは一種のイベントなので、『パリコレで働く』といってもイベントのどの部分で働くかによって関わり方もだいぶ変わってきます。

ファッションブランドとしてファッションを発信したいという明確な目標がある人は進むべき道が決まっていますが、パリコレというものをまずは一度体験してみたい、中の様子を知りたいという人に今回はパリコレで働く方法をご紹介します。

パリコレで働いているはどんな人?

パリコレというのは、年に2度行われるファッションイベントです。そのため、「パリコレで働く」方法は『年間を通してファッションに関わる仕事をしてパリコレ参加をする』という方法と、『パリコレの時期だけイベントに携わる』という二パターンあります。

年間を通してファッションに関わる仕事をするには、やはりブランド各社に勤務し、社内を通してショーに参加させてもらうという方法が王道です。

デザイナーや専属スタイリスト、パナンナーなどファッションに関わる仕事はたくさんあり、狭き門ですが目指す人も多くいます。

パリコレの時期にのみイベントに携わる人としては、普段は他でメイクアップの仕事をしているメイクアップアーティストや音楽コーディネーター、フォトグラファーなど、それぞれの専門分野があり、パリコレにも招待されるというパターンです。ただ、その業界でトップアーティストにならないと招待されないので、有名になることが大事です。モデルさんも、通常は他の仕事をしていたり、雑誌のモデル業をしている傍ら、パリコレの時期のみモデルエージェンシーを通してパリコレモデルを目指すという方法もあります。身長や体重などの見た目やルックスなど総合的なモデル力が求められるので、持って生まれた素質が関係してきます。

パリコレの時期だけイベントに携わるには

パリコレの時期だけイベントに関わりたいけれど、上記のような専門スキルがまだないという人には、以下のような選択肢があります。

ファッションブランドのお手伝い

パリコレの時期だけファッションブランドが各社サポートスタッフを募集していることが多々あります。ほとんどの場合、人脈を伝って人を探したり、パリの学生を雇うことが多いのですが、日系のファッションブランドの場合は日本語が通じることを希望するところも多く、日本人にもチャンスがあります。

ただし、多くの場合、フランス在住で働けるビザを有していることが前提とされています。

ただし、パリのファッション学校に通っている学生は、「インターン生」という形で学校から送ってもらうことができます。

インターン生として働ける仕事は、ランウェイのフィッターやお直し作業、アトリエのお手伝い、展示会場のサポートなどがあります。個々の仕事の内容については別記事にまとめます。

イベントエージェントで働く

イベントエージェントはパリコレのイベント会場を押さえたり、メディア対応をしたり、スケジュールを調整したりとファッションウィークの要となる仕事です。

高度のフランス語能力とファッション知識が求められ、フランス人やヨーロッパ人で占められることの多い職種ですが、不可能ということはなく、とてもやりがいのある仕事です。

ファッションブロガーとしてイベントを盛り立てる

ファッション業界も、インターネットの影響力を理解しているので、人気のある有名ファッションブロガーなどはファッションショーに招待されることがあります。

グローバルで影響力があるファッションブロガーになるには時間と労力が必要ですが、自分の力でファッション業界に関わることができるのは達成感も大きいでしょう。

まとめ

パリコレで働く機会を得るのは難しそうに思えますが、パリコレ自体がとても大きなイベントの為、多くの人手が必要になりあらゆるところでサポートスタッフの募集をしています。

特にパリに在住してファッションキャリアを目指しているのであれば、一度は経験しておいたほうが良いイベントでしょう。

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